【ドネツク州】停戦後もデバリツェボを巡り攻防が続く

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ミンスク合意による停戦の期日が過ぎてからも、ドネツク州デバリツェボ(Debaltsevo)ではウクライナ軍と親ロシア派との間で戦闘が続いている。

ウクライナとロシア双方のメディアからの情報によると、現在デバリツェボとアルテミフスク(アルチョモフスク)を結ぶ街道に位置するロフヴィノヴェ(Lohvinove)村を巡って攻防が続いている。この村は一時親ロシア派が占拠していたが、2月12日にウクライナ軍が支配権を奪還していた。デバリツェボは既に東西南の3方向が親ロシアの占領下にあり、北側に位置するこのロフヴィノヴェからアルテミフスクに抜ける道路が、ウクライナ軍にとって唯一の出入口となっている。

対テロ作戦(ATO)プレスセンターのステリマフ代表は17日、「(デバリツェボ – アルテミフスク)街道は完全に我々ウクライナ軍兵士の管理下にあり、我々の検問所も設置されている。街道を通じて軍事物資も運搬されており、食料品および兵士の交代も問題なく行われている。」と述べ、ウクライナ軍がデバリツェボを失っていないことを強調している

しかしながら、「ドネツク人民共和国」の代表は17日、デバリツェボの大部分を支配下に置いたと発表している。インターファックス社に対し伝えたところによると、「デバリツェボ市の警察所および鉄道駅を占拠し、市の大部分を支配下に置いた。現在掃討作戦が行われている。」と述べている。

また「ドネツク人民共和国」の国防省代表は、ウクライナ兵120名がデバリツェボ付近で投稿したとしている。ロシアメディア「リア・ノーボスチ」が伝えた。しかしながら、対テロ作戦(ATO)のリセンコ本部長はこの情報を「プロパガンダ」として否定している

リセンコ本部長による本日のブリーフィングでの発表によると、前日16日にウクライナ東部のATOゾーンにて5名のウクライナ兵士が死亡し、9名が負傷したとのこと。ウクライナメディアが伝えている。同本部長によると、「ミンスク合意による15日午前0時の停戦発効後から17日午前6時までに、テロリストおよびロシア兵は164回我々ウクライナ軍側に攻撃を行った。」としている。

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