【ドネツク州】ウクライナ国防省、デバリツェボの一部が親ロシア派に占拠されたことを認める

dnr

ウクライナ国防省での本日の記者会見においてウクライナ側は、ドネツク州デバリツェボで市街戦が続いていることと、街の一部が親ロシア派の武装勢力に占拠されたことを認めた。

記者会見の中で国防省側は、「ドネツク州デバリツェボでは市街戦が続いており、武装勢力が大砲および装甲車の支援の下、街に攻撃を行っている。街の一部は彼らに占拠された。現在対テロ作戦(ATO)の戦力は敵の進行を食い止めるため、火力および兵力の機動により対応している。」と述べた。

またウクライナの通信社UNIANは、デバリツェボの拠点に留まるジャーナリストの言葉として、現在デバリツェボから外部にでることが「犠牲なしでは困難」であることを伝えており、事実上街が包囲されていることを明らかにしている。

また、昨年のユーロマイダーン(ウクライナ反政府デモ)に大きな役割を果たした市民グループ「Euromaidan SOS」のFacebookでの書き込みでは、「デバリツェボ付近で防衛を行っている(ウクライナ陸軍)第128部隊の戦闘員と連絡を行った。誰もパニックには陥っておらず、全員が大変勇敢に同地に留まっているが、彼らの包囲は実際に現実になってしまった。また、包囲はここ数日マスメディアが書いていたプランとは異なっている。なぜなら敵は戦略を多少変更したからだ。」としており、こちらもデバリツェボが包囲されたことを伝えている。

「ドネツク人民共和国」の代表は既に、デバリツェボの大部分を支配下に置いたと発表している。インターファックス社に対し伝えたところによると、「デバリツェボ市の警察所および鉄道駅を占拠し、市の大部分を支配下に置いた。現在掃討作戦が行われている。」と述べている。

―――
●2月18日0:21更新

ウクライナ国防省はFacebookの公式ページにて、デバリツェボでウクライナ軍兵士が包囲され、捕虜となったことを認めた。

それによると、デバリツェボの拠点にて軍事物資の運搬を行っていたウクライナ軍の部隊が包囲され、戦闘を行ったものも、捕虜となったことを伝えている。また、兵士の一人が重傷を負っているとしている。「ドネツク人民共和国」は120名のウクライナ兵を捕虜にしたと伝えているが、これに対しウクライナ国防省は「我々をパニックに陥れるためのプロパガンダでありフェイクである」として、否定している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする