【ロシア】ロシアの旅行会社、ドネツク・ルガンスクへの装甲車による旅行プランの販売を開始

ロシアの旅行会社「メガロポリス・クロルト」は、ドネツクおよびルガンスクの両「人民共和国(ノヴォロシア)」への旅行チケットの販売を開始した。ロシアメディアRBKが13日伝えている。

※ノヴォロシア(Novorossia)とは「新しいロシア」の意味。現在親ロシア派が支配している領域をロシア側はこのように呼称している。ウクライナ側による同地域の呼称はATOゾーン(対テロ作戦遂行地域の意)。

旅行会社が明らかにしたところによると、これら「ノヴォロシア」への旅は、4日間を予定しており、予算は2000-3000ドルとのこと。当地までは5~7人ほどが「快適に」乗り込むことができる装甲車によって移動する。また当地へのルートは旅行者の希望を考慮にいれ、運転手およびガイドは現地住民が行うとしている。旅行会社による説明では、すでに現在10名の申込みがあるとのこと。

「ドネツク人民共和国」の人民評議会代表のアンドレイ・プルギン氏はこのニュースに対し、「旅行者が来るのは構わない。我々が彼らを邪魔するようなことはしないが、ここで今起こっているのは戦争だ。」と述べている。

RBKによる報道によると、ウクライナにおいても外国人に対して秘密裏にドネツク・ルハンスクへの旅行プランが個人により募集されているとのこと。それらによると値段はおよそ500ドルから1000ドルほど。

外務省の安全情報によると、ウクライナへの渡航に関しては「十分注意するよう」との情報が出ている。またドネツク・ルガンスクの両州および、ロシアにより事実上併合されたクリミア半島に対しては「渡航延期勧告」が出されている。ウクライナ側からは現在クリミアへの航空便は出ておらず、またドネツク・ルガンスクの空港は運行を停止している。ウクライナの国鉄は上記地域への鉄道路線を全て停止しており、ドネツク・ルガンスクへの陸路での訪問はバスか車のチャーターに限られている。クリミアに関しては、アゾフ海と黒海を結ぶケルチ海峡の連絡船を通じて、ロシア側から訪問が可能。また空路ではロシアの航空会社がクリミアへの便を運航している。しかしながら、現在クリミアへの訪問はロシアのビザが事実上必要となっている。

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