昨日26日にキエフのオリンピイスキー・スタジアムで行われたサッカーのヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32のセカンドレグは、ホームで迎えたディナモ・キエフがフランスのEAギャンガンに3-1で勝ち、ファーストレグとの合計でスコアを4-3とし、ディナモ・キエフがベスト16への進出を決めた。ディナモがELベスト16まで進出するのはベスト8まで勝ち残った2010-2011シーズン以来、実に4シーズンぶり。
またウクライナ中部の都市ドニプロペトロウシク(ドニプロペトロフスク)を本拠地とするFCドニプロは、ギリシャのオリンピアコスFCのホームスタジアムにて同じくELラウンド32のセカンドレグを戦い、2-2の引き分けに終わった。これでFCドニプロは2戦合計でスコアを4-2とし、1927年のクラブ創設以来、ELの前身であるUEFAカップも含めて、初のベスト16入りとなった。
ディナモ・キエフおよびFCドニプロの次戦の対戦相手は本日27日にUEFAの本部が置かれているスイスのニヨンで行われる抽選により決定される。
ディナモ・キエフ 3 – 1 ギャンガン (ディナモ得点: Teodorczyk 31, Buyalskiy 46, Gusev75(P)) (ギャンガン得点: Mandanne 66) 2戦合計:4-3 UEFAによるレポート
ドニプロ 2 – 2 オリンピアコス (ドニプロ得点: Fedetskiy 22, N.Kalinic 90+2) (オリンピアコス得点: Mitroglou 14, Dominguez 90(P)) 2戦合計:4-2 UEFAによるレポート
現在ウクライナのサッカークラブとしてはシャフタール・ドネツクがチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16を戦っており、先日2月18日にウクライナ西部のリヴィフで行われたファーストレグでは、ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンに対し0-0の引き分けに終わっている。ベスト8進出が懸ったセカンドレグは3月11日にバイエルンのホームで行われる。