チェコがポーランドに領土を返還へ

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ヨーロッパ中部に位置するチェコ共和国政府が6日、隣国のポーランドに対し、両国間で領土問題となっている地域3.7平方kmを返還することを検討していることが明らかになった。Telegraphが報じている。

これによると、返還対象となる地域は、冷戦時代の1950年代にソ連の圧力の元、チェコ側の領土に組み込まれたボヘミアおよびモラヴィアの北側地域となる模様。現在、チェコ側はこの提案の対するポーランド側からの回答を待っている状況であるとのこと。

チェコのボフスラフ・ソボトカ首相は、「ポーランドにはその固有の領土が返還される。しかしながら、この件に関する全ての詳細はまだ明かせないため、これ以上のこと(領土返還交渉が行われていること以外)はお知らせできない」と述べている。チェコ側はこの領土返還は、「両国間の善隣的関係の継続」のために必要なものであると説明している。

以前、チェコはポーランドに対し、領土問題となっている地域がチェコ側にとどまることを引き換えに、ポーランドに対し経済的な保証を行うことを提案したが、ポーランド側に拒否されていた。

1958年にポーランドは当時のチェコスロバキアに対し、1205ヘクタールを割譲していた。その後、838ヘクタールが返還されたが、残りの土地は返還されず、両国間での領土問題となっていた。

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