サーカシビリ前ジョージア大統領がオデッサの州知事に任命

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ウクライナのポロシェンコ大統領は30日、ジョージア(グルジア)の前大統領であるサーカシビリ氏に対し、ウクライナ国籍を付与したうえで、ウクライナ南部のオデッサ州の知事に任命することを発表した。

サーカシビリ氏はジョージア(グルジア)にて2003年に起きたバラ革命を主導し、2004年から2013年まで同国の大統領を務めた。その後、自身の汚職疑惑などで訴追されており、現在は事実上ウクライナにて亡命生活を送っている。

サーカシビリは親欧米派の人物と知られ、現在脱ロシア政策を推し進めるポロシェンコ政権にとって象徴的な意味合いを持ちそうだ。同氏は今年2月よりポロシェンコ大統領の顧問を務めていた。

ジョージア(グルジア)は2008年にロシアとの軍事衝突が起きており、これにより北部の南オセチアと西部のアブハジアはロシアの後押しを受け、現在事実上の独立状態にある。この軍事衝突以降、ジョージアはロシアからの政治的・経済的な独立を目指しており、同様の目的を持つウクライナとの関係を深めている。

ジョージア政府はサーカシビリ氏のウクライナ国籍取得を受け、同氏がジョージアにおける政治活動の権利を失ったとしている。また、マルグヴェラシヴィリ大統領は、サーカシビリ氏がジョージアの国籍を放棄したことを「国家への侮辱」であると非難している。

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【追記】
prestupnosti.netがオデッサ州の情報筋からの情報として、サーカシビリ氏がジョージアにて法務大臣と司法長官を務めたアデイシビリ氏をオデッサ州の司法長官に任命する意向であると伝えた。