ウクライナ語のおすすめの参考書・教科書5選

この記事ではウクライナ語学習のためのおすすめの参考書・教科書を紹介します。おすすめとは言いますが、実際にウクライナ語学習のための日本語で書かれた本は数えるほどしかありませんので、この記事ではそれらを網羅したいと思います。

1. 『ニューエクスプレス ウクライナ語』 著:中澤英彦(白水社、2009年)

ウクライナ語をこれから勉強する人に一番おすすめなのは、東京外国語大学名誉教授の中澤英彦氏によって書かれた「ニューエクスプレス ウクライナ語」です。CD付き。

ウクライナ語初心者向けの決定版というべき本となっており、本の前半部分ではウクライナ語の単語にカタカナでのルビも振られており、大変わかりやすくなっています。全ての課を学習することで、一通りの基本文法・単語を覚えることができます。

各課の最初の2ページでは、左ページにウクライナ語での会話が、その右ページにはその日本語訳と新しい単語が載っており、次の2ページでは、その課で学ぶ文法についての解説があります。巻末の単語リストでは、本文で使われた単語がすべて載っており、辞書なしで学習できます。

出版年が比較的最近であり、大きな書店やネットショップにて比較的簡単に手に入ることでしょう。

また、本著には日本語のウクライナ語への転写方法がまとめられており、これを使って皆さんの日本語の名前をウクライナ語で表記することも可能になります。

これからウクライナ語を勉強する人、または旅行や出張でウクライナに来られる方は、とりあえずこの本を一冊購入し持っていけば十分役に立つでしょう。

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https://www.amazon.co.jp/ニューエクスプレス-ウクライナ語-中澤-英彦/dp/4560067988

Amazonでのレビューより

 

2. 『初級ウクライナ語文法』 著:黒田龍之介(三修社、2017年)

2017年に出版された一番新しい日本人向けのウクライナ語学習書です。CD付き。

単語や動詞の変化を解説するときに、ロシア語の場合の変化も掲載されており、ロシア語学習者がウクライナ語も勉強する際には、大変便利な本となっています。

黒田龍之介氏は、NHKロシア語講座を以前担当されていた方で、ロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語のほか、各種スラブ語に精通されているすごい方です。言語の達人というべき方です。

この本は「初級」とは銘打っていますが、言語学の用語も多々出てくるほか、文法部分の解説が詳細ですので、個人的には『ニューエクスプレス ウクライナ語』で基本をマスターしてから、この本を読むと、よりウクライナ語に対する理解が深まると思います。

本の最初から最後まで、各単語ごとにアクセントの位置が示されています。ウクライナ語では、単語が変化する際にアクセントの位置がよく移動しますので、これは便利です。

現在日本で新書で比較的簡単にてに入る本は、先ほどの『ニューエクスプレス ウクライナ語』と『初級ウクライナ語文法』の2冊かと思います。

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https://www.amazon.co.jp/CD付-初級ウクライナ語文法-黒田龍之助/dp/4384058640/

 

Amazonでのレビュー

 

3. 『ウクライナ語入門』著:中井和夫(大学書林、1991年)

恐らく日本語で書かれた最初のウクライナ語の学習書が、この中井和夫氏による「ウクライナ語入門」です。

(注:もしこれ以前に出版された学習書があったら連絡してください)

1991年に出版されていますが、これはちょうどウクライナがソ連から独立した年であり、本の表紙がソ連時代には禁止されていた青と黄色のウクライナの国旗が描かれていることからも、歴史的に重要な本かと思います。

ただすでに絶版になっており、本の入手は中古のみに限られます。

すでに『ニューエクスプレス ウクライナ語』と『初級ウクライナ語文法』がある現状、ウクライナ語学習の第一歩としてこの本から入る必要はあるようには思えませんが、ウクライナ語の勉強を長く続けていく方にとっては、この本の入手も検討されるといいでしょう。

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https://www.amazon.co.jp/ウクライナ語入門-中井-和夫/dp/4475017971/

 

Amazonのレビューより

 

4. 『ウクライナ語基礎1500語』著: 黒田龍之助(大学書林、1995年)

『初級ウクライナ語文法』(2017年)を書かれた黒田先生がその22年前に書かれた本であり、ウクライナ語の単語が1500語まとめられた本です。

中級者以上向けの方が、自身がこれまで覚えたウクライナ語の単語の記憶を整理しつつ、新しい単語も覚えていく際に役に立つかと思います。

単語集ではありますが、ほとんど小辞典という感じになっており、日宇辞書(日本語 – ウクライナ語辞書)がない現状、このような本はその意味では貴重とは言えるでしょう。

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https://www.amazon.co.jp/ウクライナ語基礎1500語-黒田-龍之助/dp/4475011132/

 

Amazonのレビューより

 

5. 『日本語-ウクライナ語・ウクライナ語-日本語単語集 (世界を旅する単語集シリーズ) 』 著:阿部昇吉、オレナ・シェペレワ(国際語学社、2007年)

 

ウクライナ語の単語集。ウクライナ語と日本語の両引きで計11,500語が収録されているということで、旅行会話、ミニ辞典としてなど、多様に使える一冊とのこと。

Amazon:

https://www.amazon.co.jp/日本語‐ウクライナ語-ウクライナ語‐日本語単語集-世界を旅する単語集シリーズ-阿部-昇吉/dp/4877313451/

 

まとめ

この記事で紹介した5冊の本以外にも、電子書籍での発行されたウクライナ語の単語集などがいくつかあります。興味がある方はそれらを試してみるのも面白いかもしれません。

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