ヤヌコビッチ元大統領の息子がロシアにて死亡

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ウクライナのテレビ局TSNは23日、ウクライナの前大統領であるヴィクトル・ヤヌコビッチ氏の次男で、同国の元国会議員であるヴィクトル氏がロシアにて死亡したと伝えた。また、ヴィクトルが以前所属していた地域党(ヤヌコビッチ政権下の与党)は23日にホームページを更新し、この中で同氏が3月20日に死去したことを公式に認めた

ヴィクトル氏の死亡に関してウクライナまたはロシアの政府機関からの公式発表はまだ行われていないが、両国のメディアの報道によると、3月20日の夜、ロシア・イルクーツク州のバイカル湖にて運転手を含めた6人が乗った車が湖に転落し、そのうちの5名は助かったものの、運転手を務めていたヴィクトル氏が溺れ死亡したとのこと。

ロシアのテレビ局LifeNewsは、ヴィクトル氏の遺体はその後空路にてクリミアに移送され、既に同地のセヴァストーポリにある軍人墓地に埋葬されたと伝えている。

ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は自身のFacebookにてヴィクトル氏が死亡したことを認めた上で、「(ヴィクトル氏は)凍った湖面をフォルクスワーゲンのMultivanを運転していたところ、雪の下に隠れた古い氷と新しい氷の見えない境に衝突した。これにより車が氷を割りながら、傾き始め、車に乗っていた5人は車から脱出したものの、運転していたヴィクトル氏は
間に合わず溺れてしまったようだ。」と伝えている。

ヴィクトル・ヴィクトロヴィッチ・ヤヌコビッチ氏は1981年生まれの33歳。地域党より国政に出馬し、2006年5月に弱冠24歳で国会議員に初当選し、2014年11月まで国会議員を務めた。父でありウクライナの大統領であったヴィクトル・フェードロヴィチ・ヤヌコビッチ氏が昨年2月の政変でロシアに逃亡後、その息子であるヴィクトル氏もロシアにて事実上の亡命生活をしていた。欧州議会は昨年3月にヤヌコビッチ大統領とその息子(長男のオレクサンドル氏と次男のヴィクトル氏)の口座凍結を決定している。

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